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19歳の[[りんご]]は奇妙な世界に迷い込む、そこは大勢の能力者が暮らしている世界。 自分の置かれた状況を理解し始めた時、りんごは薄らと恐怖を感じていた。 この世界では他人を信用する事は出来ないと、自分が命を狙われる危険がある事を……… 自分がこの世界に必要とされたワケを知る由もないままに、とある少女の物語は始まった。 #hr(color=#f20000) **&aname(C,option=nolink){物語} 7月22日&italic(){&size(15){&bold(){「第零章 恐怖と夜明けの物語」}}} 一人の少女、「雨霧 林檎」はある日、突如として新世界へとやって来る。 実のところ、その詳しい経緯は一切明かされて居ない。 彼女は異世界の出身でありながら、能力の扱いに慣れている様子であった。 真っ暗闇の森の中、その甲斐もあって明かりには困らない。 やがて彼女は焚き火を前に座り込み、ガタガタと一人震えた。 そうして、自らを襲う〝恐怖〟が去るのを待つのだ 彼女は〝Phobophobia(フォボフォビア)〟と言う病気を抱え、苦しんでいる。 「何が怖いのか……自分でも解らない……怖い……苦しい……助けて……」 彼女はそう言って、一晩の間たった一人恐怖と戦った、戦い続けた。 その症状に関係があるのか、彼女は人をあまり信じる事が出来ない。 さらに言えば、なぜその病気になったのかすらわかっていなかった。 彼女の過去に何があったのか、今はまだ定かではない。 そして、翌朝 自らの置かれた状況を理解し始めた彼女は、この〝セカイ〟で生き抜く決意をする。 その理由も、死ぬ事が耐えようもなく恐ろしかったからに他ならない。 否、死ぬ事に恐怖が伴う事が、彼女にとって耐えられなかった。 自分が何をすればいいのかわからないまま、今はただ生き延びる事だけを考えた そうして、彼女の〝物語〟は始まった。 7月23日&italic(){&size(15){&bold(){「第一章 始まりと出会いの物語」}}} このセカイに飛ばされて二日目、やっとボクは状況を理解し始めた。 森の中で焚き火をしていた所、[[アルバス]]と云う人に出会う。 この場所を暫くボクの住処とすることを決めていたボクは、此処に来ること自体は構わないけど、必ず声を掛けてくれと伝えたんだ。 だって、突然来られて着替え中だったり、お風呂に入っている最中だったらボクも困るからね。 7月23日&italic(){&size(15){&bold(){「第二章 聖職者と冒涜の物語」}}} 街中で酔っ払って倒れている人を見つけた。 お金が無くてどうしようもなかったボクはその人の財布に手を伸ばしてしまっていた。 中には25000。でも、この人にも生活があるから……そんな罪悪感からボクは10000だけ抜き取った。 そこで、彼女は現れた。酒に酔ったシスターだったんだけど、名前は知らない。 彼女はボクを咎めた。悪いとは思ってるけど、如何しようもなかったんだ。 彼女は信じられないことに倒れていた男の人を踏んだ、聖職者なのに…… ちょっと、赦せない。神様なんて居ない。神様なんて大嫌いだ。 7月25日&italic(){&size(15){&bold(){「第三章 緒戦と諦念の物語」}}} 街中でお金を賭けて戦ってくれる人を探していた。けど、突如路地裏で銃声が聞こえた。 駆けつけると一人の男が殺人をしている最中だった、その人の名前は[[神導 劉鶚]]。 折角だったからボクは10000を賭けて勝負を挑んだ、何処からとも無く次々に現れる火器には苦戦させられた。 あと少し……あと少しだったんだけど、傷が酷くって降参せざるを得なかった。 どうしようもなく悔しくて、お金を置いてボクはその場から逃げるように走り去った。 浴衣が買いたかった……。 7月30日&italic(){&size(15){&bold(){「第四章 刻苦と達成の物語」}}} 街中で晏治(あんじ)と模擬戦。 釘とかドライバーとかを撃つ戦法は怖かった。両腕ともに怪我をしたから凄く痛い。 勝負は何とか引き分け、それも晏治は15000もくれた これで念願の浴衣が買える。もしかしたら、着替えのお洋服も買えるかも♪ 8月6日&italic(){&size(15){&bold(){「第五章 岩礁と涼風の物語」}}} 火の国でマグマの流れる川を観察していたボクは、一人の少女と出会う。 「No.151」と言う腕章を付けた彼女は商人であり、「[[ゼノア>ゼノアイズ・マイリィマーメイド号]]」と名乗った。 そして、この世界の技術を知りたいと望むボクに、この世界の技術で作られた銃を見せてくれた でも、どうやらその銃を作ったのは彼女ではなく[[天道 光]]と言う茶髪に紅蒼の虹彩の人みたい 確かに、この世界にはボクの知らない技術が確立されている。 きっとそれは、力のないボクがこの世界で生きるために必要となるものだ 今はお金……、即ち財力がないけど、いつか必ず手に入れてゼノアから武器を買いたいと、そう思ったんだ。 そして、ボクはゼノアと別れ、歩き出した……… #hr(color=#00F200) **番外編 7月24日&italic(){&size(15){&bold(){「番外編第一節 旋律と音律の物語」}}} のんびりと湖で水浴びをした。 風の音、水の音、耳を済ますと本当に色んな〝音〟が聞こえてくる。 それらは重なり合うと心地よい〝旋律〟を奏でてくれる。 一人で野宿は辛いけれど、こう言ったところにも楽しみがあるのはなんだかボクにとって新鮮だ それから、今日は珍しく誰とも会わなかった。 8月4日&italic(){&size(15){&bold(){「番外編第二節 十日之菊の物語」}}} ついに念願の浴衣を手に入れたボクは、お祭りの会場に向かった。 しかし時既に遅し、祭りは後片付けまで全て終わり、其処には何も無い広場が広がっていた。 その広場に備え付けてあった掲示板に目を通してみると、〝機関〟に関する情報、それから〝宝玉〟に関する情報だった、それに関してボクは一つ心当たりがあった。 魔銃のグリップに嵌め込まれた〝暁闇の宝玉〟、ボクは確かに、その存在を改めて意識したのだった。 ところで〝機関〟って何だろう? 8月5日&italic(){&size(15){&bold(){「番外編第三節 烈日と灼熱の物語」}}} この世界で生き残るには、誰にも頼らない〝力〟が必要不可欠である。 無論、信用出来る仲間が居ればそれに越した事はないのは理解している。 けど、ボクにはそれがない。 太陽の炎を力とするボクの能力を生かすには、能力者の多く暮らすこの世界の技術を知る事が一番だと判断した。 だから、ボクは「[[火の国]]」を訪れた、思っていたよりも暑い。 そしてボクは一人情報収集を開始するのだった。 #setmenu2(りんご/メニュー)
19歳の[[りんご]]は奇妙な世界に迷い込む、そこは大勢の能力者が暮らしている世界。 自分の置かれた状況を理解し始めた時、りんごは薄らと恐怖を感じていた。 この世界では他人を信用する事は出来ないと、自分が命を狙われる危険がある事を……… 自分がこの世界に必要とされたワケを知る由もないままに、とある少女の物語は始まった。 #hr(color=#f20000) **&aname(C,option=nolink){物語} 7月22日&italic(){&size(15){&bold(){「第零章 恐怖と夜明けの物語」}}} 一人の少女、「雨霧 林檎」はある日、突如として新世界へとやって来る。 実のところ、その詳しい経緯は一切明かされて居ない。 彼女は異世界の出身でありながら、能力の扱いに慣れている様子であった。 真っ暗闇の森の中、その甲斐もあって明かりには困らない。 やがて彼女は焚き火を前に座り込み、ガタガタと一人震えた。 そうして、自らを襲う〝恐怖〟が去るのを待つのだ 彼女は〝Phobophobia(フォボフォビア)〟と言う病気を抱え、苦しんでいる。 「何が怖いのか……自分でも解らない……怖い……苦しい……助けて……」 彼女はそう言って、一晩の間たった一人恐怖と戦った、戦い続けた。 その症状に関係があるのか、彼女は人をあまり信じる事が出来ない。 さらに言えば、なぜその病気になったのかすらわかっていなかった。 彼女の過去に何があったのか、今はまだ定かではない。 そして、翌朝 自らの置かれた状況を理解し始めた彼女は、この〝セカイ〟で生き抜く決意をする。 その理由も、死ぬ事が耐えようもなく恐ろしかったからに他ならない。 否、死ぬ事に恐怖が伴う事が、彼女にとって耐えられなかった。 自分が何をすればいいのかわからないまま、今はただ生き延びる事だけを考えた そうして、彼女の〝物語〟は始まった。 7月23日&italic(){&size(15){&bold(){「第一章 始まりと出会いの物語」}}} このセカイに飛ばされて二日目、やっとボクは状況を理解し始めた。 森の中で焚き火をしていた所、[[アルバス]]と云う人に出会う。 この場所を暫くボクの住処とすることを決めていたボクは、此処に来ること自体は構わないけど、必ず声を掛けてくれと伝えたんだ。 だって、突然来られて着替え中だったり、お風呂に入っている最中だったらボクも困るからね。 7月23日&italic(){&size(15){&bold(){「第二章 聖職者と冒涜の物語」}}} 街中で酔っ払って倒れている人を見つけた。 お金が無くてどうしようもなかったボクはその人の財布に手を伸ばしてしまっていた。 中には25000。でも、この人にも生活があるから……そんな罪悪感からボクは10000だけ抜き取った。 そこで、彼女は現れた。酒に酔ったシスターだったんだけど、名前は知らない。 彼女はボクを咎めた。悪いとは思ってるけど、如何しようもなかったんだ。 彼女は信じられないことに倒れていた男の人を踏んだ、聖職者なのに…… ちょっと、赦せない。神様なんて居ない。神様なんて大嫌いだ。 7月25日&italic(){&size(15){&bold(){「第三章 緒戦と諦念の物語」}}} 街中でお金を賭けて戦ってくれる人を探していた。けど、突如路地裏で銃声が聞こえた。 駆けつけると一人の男が殺人をしている最中だった、その人の名前は[[神導 劉鶚]]。 折角だったからボクは10000を賭けて勝負を挑んだ、何処からとも無く次々に現れる火器には苦戦させられた。 あと少し……あと少しだったんだけど、傷が酷くって降参せざるを得なかった。 どうしようもなく悔しくて、お金を置いてボクはその場から逃げるように走り去った。 浴衣が買いたかった……。 7月30日&italic(){&size(15){&bold(){「第四章 刻苦と達成の物語」}}} 街中で晏治(あんじ)と模擬戦。 釘とかドライバーとかを撃つ戦法は怖かった。両腕ともに怪我をしたから凄く痛い。 勝負は何とか引き分け、それも晏治は15000もくれた これで念願の浴衣が買える。もしかしたら、着替えのお洋服も買えるかも♪ 8月6日&italic(){&size(15){&bold(){「第五章 岩礁と涼風の物語」}}} 火の国でマグマの流れる川を観察していたボクは、一人の少女と出会う。 「No.151」と言う腕章を付けた彼女は商人であり、「[[ゼノア>ゼノアイズ・マイリィマーメイド号]]」と名乗った。 そして、この世界の技術を知りたいと望むボクに、この世界の技術で作られた銃を見せてくれた でも、どうやらその銃を作ったのは彼女ではなく[[天道 光]]と言う茶髪に紅蒼の虹彩の人みたい 確かに、この世界にはボクの知らない技術が確立されている。 きっとそれは、力のないボクがこの世界で生きるために必要となるものだ 今はお金……、即ち財力がないけど、いつか必ず手に入れてゼノアから武器を買いたいと、そう思ったんだ。 そして、ボクはゼノアと別れ、歩き出した……… 8月10日&italic(){&size(15){&bold(){「第六章 風音と霧消の物語」}}} [[風の国]]にやって来たボクは湖で水浴びをしていた。 湖からあがるところで、誰かの足音を聞いたから急いで服を着て警戒した。 やがて男は姿を現したんだ、フルフェイスのヘルメットにローブの妖しい男。 彼は[[ゼビレイ]]、散弾銃をコチラに向けてきたから、銃を構えて応戦できる準備を整えた。 けど、彼に戦意は無くて、ボクが信用出来るのかどうか試していたみたいで…… 彼を少しだけ信じてみたい、けど……ボクの〝Phobophobia〟は多分ソレを赦さない。 時間が…………必要だ……。 #hr(color=#00F200) **番外編 7月24日&italic(){&size(15){&bold(){「番外編第一節 旋律と音律の物語」}}} のんびりと湖で水浴びをした。 風の音、水の音、耳を済ますと本当に色んな〝音〟が聞こえてくる。 それらは重なり合うと心地よい〝旋律〟を奏でてくれる。 一人で野宿は辛いけれど、こう言ったところにも楽しみがあるのはなんだかボクにとって新鮮だ それから、今日は珍しく誰とも会わなかった。 8月4日&italic(){&size(15){&bold(){「番外編第二節 十日之菊の物語」}}} ついに念願の浴衣を手に入れたボクは、お祭りの会場に向かった。 しかし時既に遅し、祭りは後片付けまで全て終わり、其処には何も無い広場が広がっていた。 その広場に備え付けてあった掲示板に目を通してみると、〝機関〟に関する情報、それから〝宝玉〟に関する情報だった、それに関してボクは一つ心当たりがあった。 魔銃のグリップに嵌め込まれた〝暁闇の宝玉〟、ボクは確かに、その存在を改めて意識したのだった。 ところで〝機関〟って何だろう? 8月5日&italic(){&size(15){&bold(){「番外編第三節 烈日と灼熱の物語」}}} この世界で生き残るには、誰にも頼らない〝力〟が必要不可欠である。 無論、信用出来る仲間が居ればそれに越した事はないのは理解している。 けど、ボクにはそれがない。 太陽の炎を力とするボクの能力を生かすには、能力者の多く暮らすこの世界の技術を知る事が一番だと判断した。 だから、ボクは「[[火の国]]」を訪れた、思っていたよりも暑い。 そしてボクは一人情報収集を開始するのだった。 #setmenu2(りんご/メニュー)

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