「魔導人形≪インディアンズ≫:南雲利織」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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**──── Magic Item ≪ Ten Little Dolls ≫
【前書き】
製作者は[[南雲利織]]。内部に様々な術式の込められている人形達が10体1セットで販売されている。
片手で持てる程度の大きさであり、素材は布や綿。人形と言うよりぬいぐるみと言ったほうがいいだろうか。
価格は5万。2セット購入すると8万とお買い得になるらしい。
ネット販売や店頭での販売はしておらず、利織に直接会って販売を依頼する形式となっている。
現在この人形セットを所持しているのは、製作者である利織の他に[[黒野ダンドク>黒野 ダンドク]]と[[梧堂渉>梧堂 渉]][[宮本重太郎>宮本 重太郎]]の3名。
【術式詳細】
彼女の創りだした10体の人形達。これらは童謡「10人のインディアン」がアイディアの元となっている。
人形達は歌に出てくる10の事象を元にした術式を最初から内部に仕込まれており、それ故に魔術に必要な詠唱を不要とする構造をとっている。
しかしその反面、人形という小さな物質に術式を仕込んでいるために大掛かりな術は発動できないという欠点も持つ。
纏めるならば、「起動は早いが威力は低い」魔道具となっているが、その威力不足を手数──10種類の人形で補っているようだ。
その人形達に仕込まれている術式・効果の詳細や、対応している童謡の歌詞は以下の通り。
≪10人のインディアンが食事に出かけた / ひとりが咽喉を詰まらせて、9人になった≫
首の途中がくびれているお人形。属性は無。名前は「つー」
強度はそれなりのものであるが攻撃を2度喰らえば必ず壊れてしまう透明な防壁を作り出す。
10体の人形の中では比較的勝手に動く人形のうちの1体で、いつの間にか足元に転がっていることが多い。
足元に転がっていたら、撫でてあげたり放しかけて構ってあげましょう。
≪9人のインディアンがおそくまで起きていた / ひとりが寝すごして、8人になった≫
お目目の大きなお人形。属性は炎と風。名前は「しぃ」
じぃ、と相手の目を見つめ、目線が合えば幻覚を見せる事が出来る。
炎が周囲に溢れ、文字通り「火の海」となる幻覚で僅かな熱さを感じる。
しかし実際は熱風を送っているだけで火の海などはなく、熱風によるダメージはあっても炎によるダメージはない
服や周囲が燃えていないことに気付き、「幻覚だ」と知覚すれば幻覚は解ける。
純粋に相手の錯乱が目的。
≪8人のインディアンがデヴァンを旅していた / ひとりがそこに残って、7人になった≫
足の長いお人形。属性は水と土。名前は「デヴァン」
人形の前方のフィールドの地面をわずかに液状化させ、足場を悪くしてしまう。
液状化する前に、人形から「湿った土のにおい」が感じられるので、勘がよければ回避は可能
地面はずっと液状化していると言うわけでもなく、2~3レスすれば元に戻る。
≪7人のインディアンが薪を割っていた / ひとりが自分を真っ二つに割って、6人になった≫
片腕だけが長く太いお人形。属性は風。名前は「マキ」
長い片腕を振るうと、腕から風の刃が相手へと向かう。
≪6人のインディアンが蜂蜜をいたずらしていた / 蜂がひとりを刺して、5人になった≫
両腕が異常に長いお人形。足の長さと比べると手はその3倍ほどあるか。属性は土。名前は「ハチ」
腕を地面へと触れさせると、相手の足元に土で出来た棘を大量に出現する。
「腕を地面に触れさせた段階で相手がいた場所」に棘が出来るので、動き回る相手には向かない技。
棘の生える前は地面の色が変わるために、それに気づければ回避は容易である。
≪5人のインディアンが法律に夢中になった / ひとりが大法院に入って、4人になった≫
頭の大きい、目の無いお人形。属性は水。名前は「ガリ」
身体の正面に蒼い光が集まり、相手へ向けて洪水の如く水を放出する。
これは「ひなちゃん」が出す炎の威力を下げる目的もあり、なるべく人を殺したくないという利織の優しさの象徴でもある。
≪4人のインディアンが海へ出かけた / ひとりが燻製のニシンにのまれ、3人になった≫
お口の大きなお人形。属性は風。名前は「ニシン」
口から突風を出して相手の動きを阻害する。
しかしこの突風の本当の目的は「3人目のインディアン(お腹の大きなお人形)を敵の方向へ飛ばすこと」
ニシンの燻製(Red herring)は、「注意を逸らすもの」「偽の手がかり」という意味を持つ。
そのこともあってか、突風という攻撃自体がフェイクであるが、別に突風単体で使用してもなんら問題は無い。
≪3人のインディアンが動物園を歩いていた / 大熊がひとりを抱きしめ、2人になった≫
お腹の大きなお人形。属性は土。名前は「大熊」
4人目のインディアン(お口の大きなお人形)に吹っ飛ばされて敵の方へ行き、お腹の中から大量のツタを出して相手を拘束する。
もし相手が回避しても、1度だけなら大きく地面の上でぽーんと跳ねて相手を追うことが出来る。
一応「ニシン」の力を借りなくともツタを出現させることは可能。
≪2人のインディアンが日向に坐った / ひとりが陽に焼かれて、1人になった≫
髪の長いお人形。属性は炎。名前は「ひなちゃん」
子供が描いたような、目や口が強調されてアンバランスな顔を持ち、赤い赤い服を着ている。
10体のお人形の中で唯一「笑う」ことができる。吊り上げられた口はワインのように赤い。
3人目のインディアン(お腹の大きなお人形)の出したツタに絡みつかれた敵を焼き払うのが目的。
お腹の大きな人形「大熊」を一緒に焼くこともあり、「大熊」が焼かれるたびに利織は修理している模様。
攻撃態勢に入ると身体の前あたりに赤い光が集まり、数秒ほどで火炎放射を放つ。直線的な攻撃なので避けるのは比較的楽。
10体の人形の中では一番人間らしい仕草を見せるも、見た目のためかかえってそれが不気味さを煽る。
≪1人のインディアンが後に残された / しかしそいつが結婚すると 後には誰もいなくなった ≫
≪1人のインディアンの少年が後に残された / 彼が首をくくり、後には誰もいなくなった≫
顔にはなにもない。目も鼻も口も、なにもないお人形。属性は無。名前は「ククリ」
首にロープが絡まっており、片手には大振りの包丁を持っている。
左手/結婚指輪をはめる手を切断する役割。
とはいっても、一度術式が発動すれば確かに敵の左手は優先的に攻撃するものの、別に左手以外も攻撃する。
10体の人形の中では比較的勝手に動く人形のうちの1体で、いきなり目の前に首吊り死体のごとく落ちてくることがある。
お茶目な性格なんです。きっと。多分。
もし空中で首吊りごっこをしていたら「つー」同様構ってあげましょう。
【その他詳細/中の人への連絡事項】
≪インディアンズ≫達は、3体を合体させることで人一人乗せることが可能な、頭の大きなつぎはぎだらけの人形となる。
基本的にはどの人形を組み合わせてもOKである。
大きなつぎはぎの人形に乗って移動することも可能で、その場合は行きたい方向を念じるだけでその方向へと進んでくれる。
また、この大きな人形状態を解除して3体の人形に戻し、戦闘に参加させることも可能であるが、一度術式を発動させた人形は大きな人形状態に組み込む事は出来ない。ただし、戦闘終了後に魔力を吸収すれば再び大きな人形状態になる事も可能である。
更に、人形たちの魔術は1戦闘につき1度しか使えないようになっているが、戦闘が終わって少し経てば空気中から魔力を吸収してまた術を使えるようになる。
因みに、人形に込められた術式を発動させるにはただ術式が発動する旨を対象の人形に対して念じるだけでよい。
この人形達もまた、利織の創る魔道具の特徴である「魔力を持たない一般人も使用可能」な魔道具の一つだからだ。
加えて上記10体の人形は、持ち主と会話したり触れ合うことによって少しずつ少しずつ人間らしくなっていく。
特に成長が早いのは、「つー」「ひなちゃん」「ククリ」の3体である。
もしかしたら、片言ながらも喋るようにはなるかもしれないしならないかもしれない。
その辺りの加減は≪インディアンズ≫所有キャラへの中の人へお任せいたします。
最後に。黒野の方、梧堂の方。≪インディアンズ≫詳細ページの掲載が大変遅れてしまい、本当に申し訳ございませんでした。
【質問フォーム】
こちらの商品になにか質問・疑問がある方はお気軽に以下のフォームからご連絡くださいませ。
購入希望の方も大歓迎です。
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**──── Magic Item ≪ Ten Little Dolls ≫
【前書き】
製作者は[[南雲利織]]。内部に様々な術式の込められている人形達が10体1セットで販売されている。
片手で持てる程度の大きさであり、素材は布や綿。人形と言うよりぬいぐるみと言ったほうがいいだろうか。
価格は5万。2セット購入すると8万とお買い得になるらしい。
ネット販売や店頭での販売はしておらず、利織に直接会って販売を依頼する形式となっている。
現在この人形セットを所持しているのは、製作者である利織の他に[[黒野ダンドク>黒野 ダンドク]]と[[梧堂渉>梧堂 渉]]・[[宮本重太郎>宮本 重太郎]]の3名。
【術式詳細】
彼女の創りだした10体の人形達。これらは童謡「10人のインディアン」がアイディアの元となっている。
人形達は歌に出てくる10の事象を元にした術式を最初から内部に仕込まれており、それ故に魔術に必要な詠唱を不要とする構造をとっている。
しかしその反面、人形という小さな物質に術式を仕込んでいるために大掛かりな術は発動できないという欠点も持つ。
纏めるならば、「起動は早いが威力は低い」魔道具となっているが、その威力不足を手数──10種類の人形で補っているようだ。
その人形達に仕込まれている術式・効果の詳細や、対応している童謡の歌詞は以下の通り。
≪10人のインディアンが食事に出かけた / ひとりが咽喉を詰まらせて、9人になった≫
首の途中がくびれているお人形。属性は無。名前は「つー」
強度はそれなりのものであるが攻撃を2度喰らえば必ず壊れてしまう透明な防壁を作り出す。
10体の人形の中では比較的勝手に動く人形のうちの1体で、いつの間にか足元に転がっていることが多い。
足元に転がっていたら、撫でてあげたり放しかけて構ってあげましょう。
≪9人のインディアンがおそくまで起きていた / ひとりが寝すごして、8人になった≫
お目目の大きなお人形。属性は炎と風。名前は「しぃ」
じぃ、と相手の目を見つめ、目線が合えば幻覚を見せる事が出来る。
炎が周囲に溢れ、文字通り「火の海」となる幻覚で僅かな熱さを感じる。
しかし実際は熱風を送っているだけで火の海などはなく、熱風によるダメージはあっても炎によるダメージはない
服や周囲が燃えていないことに気付き、「幻覚だ」と知覚すれば幻覚は解ける。
純粋に相手の錯乱が目的。
≪8人のインディアンがデヴァンを旅していた / ひとりがそこに残って、7人になった≫
足の長いお人形。属性は水と土。名前は「デヴァン」
人形の前方のフィールドの地面をわずかに液状化させ、足場を悪くしてしまう。
液状化する前に、人形から「湿った土のにおい」が感じられるので、勘がよければ回避は可能
地面はずっと液状化していると言うわけでもなく、2~3レスすれば元に戻る。
≪7人のインディアンが薪を割っていた / ひとりが自分を真っ二つに割って、6人になった≫
片腕だけが長く太いお人形。属性は風。名前は「マキ」
長い片腕を振るうと、腕から風の刃が相手へと向かう。
≪6人のインディアンが蜂蜜をいたずらしていた / 蜂がひとりを刺して、5人になった≫
両腕が異常に長いお人形。足の長さと比べると手はその3倍ほどあるか。属性は土。名前は「ハチ」
腕を地面へと触れさせると、相手の足元に土で出来た棘を大量に出現する。
「腕を地面に触れさせた段階で相手がいた場所」に棘が出来るので、動き回る相手には向かない技。
棘の生える前は地面の色が変わるために、それに気づければ回避は容易である。
≪5人のインディアンが法律に夢中になった / ひとりが大法院に入って、4人になった≫
頭の大きい、目の無いお人形。属性は水。名前は「ガリ」
身体の正面に蒼い光が集まり、相手へ向けて洪水の如く水を放出する。
これは「ひなちゃん」が出す炎の威力を下げる目的もあり、なるべく人を殺したくないという利織の優しさの象徴でもある。
≪4人のインディアンが海へ出かけた / ひとりが燻製のニシンにのまれ、3人になった≫
お口の大きなお人形。属性は風。名前は「ニシン」
口から突風を出して相手の動きを阻害する。
しかしこの突風の本当の目的は「3人目のインディアン(お腹の大きなお人形)を敵の方向へ飛ばすこと」
ニシンの燻製(Red herring)は、「注意を逸らすもの」「偽の手がかり」という意味を持つ。
そのこともあってか、突風という攻撃自体がフェイクであるが、別に突風単体で使用してもなんら問題は無い。
≪3人のインディアンが動物園を歩いていた / 大熊がひとりを抱きしめ、2人になった≫
お腹の大きなお人形。属性は土。名前は「大熊」
4人目のインディアン(お口の大きなお人形)に吹っ飛ばされて敵の方へ行き、お腹の中から大量のツタを出して相手を拘束する。
もし相手が回避しても、1度だけなら大きく地面の上でぽーんと跳ねて相手を追うことが出来る。
一応「ニシン」の力を借りなくともツタを出現させることは可能。
≪2人のインディアンが日向に坐った / ひとりが陽に焼かれて、1人になった≫
髪の長いお人形。属性は炎。名前は「ひなちゃん」
子供が描いたような、目や口が強調されてアンバランスな顔を持ち、赤い赤い服を着ている。
10体のお人形の中で唯一「笑う」ことができる。吊り上げられた口はワインのように赤い。
3人目のインディアン(お腹の大きなお人形)の出したツタに絡みつかれた敵を焼き払うのが目的。
お腹の大きな人形「大熊」を一緒に焼くこともあり、「大熊」が焼かれるたびに利織は修理している模様。
攻撃態勢に入ると身体の前あたりに赤い光が集まり、数秒ほどで火炎放射を放つ。直線的な攻撃なので避けるのは比較的楽。
10体の人形の中では一番人間らしい仕草を見せるも、見た目のためかかえってそれが不気味さを煽る。
≪1人のインディアンが後に残された / しかしそいつが結婚すると 後には誰もいなくなった ≫
≪1人のインディアンの少年が後に残された / 彼が首をくくり、後には誰もいなくなった≫
顔にはなにもない。目も鼻も口も、なにもないお人形。属性は無。名前は「ククリ」
首にロープが絡まっており、片手には大振りの包丁を持っている。
左手/結婚指輪をはめる手を切断する役割。
とはいっても、一度術式が発動すれば確かに敵の左手は優先的に攻撃するものの、別に左手以外も攻撃する。
10体の人形の中では比較的勝手に動く人形のうちの1体で、いきなり目の前に首吊り死体のごとく落ちてくることがある。
お茶目な性格なんです。きっと。多分。
もし空中で首吊りごっこをしていたら「つー」同様構ってあげましょう。
【その他詳細/中の人への連絡事項】
≪インディアンズ≫達は、3体を合体させることで人一人乗せることが可能な、頭の大きなつぎはぎだらけの人形となる。
基本的にはどの人形を組み合わせてもOKである。
大きなつぎはぎの人形に乗って移動することも可能で、その場合は行きたい方向を念じるだけでその方向へと進んでくれる。
また、この大きな人形状態を解除して3体の人形に戻し、戦闘に参加させることも可能であるが、一度術式を発動させた人形は大きな人形状態に組み込む事は出来ない。ただし、戦闘終了後に魔力を吸収すれば再び大きな人形状態になる事も可能である。
更に、人形たちの魔術は1戦闘につき1度しか使えないようになっているが、戦闘が終わって少し経てば空気中から魔力を吸収してまた術を使えるようになる。
因みに、人形に込められた術式を発動させるにはただ術式が発動する旨を対象の人形に対して念じるだけでよい。
この人形達もまた、利織の創る魔道具の特徴である「魔力を持たない一般人も使用可能」な魔道具の一つだからだ。
加えて上記10体の人形は、持ち主と会話したり触れ合うことによって少しずつ少しずつ人間らしくなっていく。
特に成長が早いのは、「つー」「ひなちゃん」「ククリ」の3体である。
もしかしたら、片言ながらも喋るようにはなるかもしれないしならないかもしれない。
その辺りの加減は≪インディアンズ≫所有キャラへの中の人へお任せいたします。
最後に。黒野の方、梧堂の方。≪インディアンズ≫詳細ページの掲載が大変遅れてしまい、本当に申し訳ございませんでした。
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