「こんな腐った世界じゃ悪人はどこまでいっても悪人。そうだろ?」
茶髪に長身、整った顔つきをした、「どこにでも居そうな」不良。本名不明。
普段は薄黄色のひし形(多分クリスタル的なもの)が沢山描かれた、濃い赤のYシャツと、チェーンのついた青いGパンという格好をしている。
不良らしく短気且つ好戦的。ただし、基本的には怒らせなければ襲ってはこない。
戦いを楽しむタイプらしく、いつも適度に手加減をしている。
感情的に見え、実際感情を元に行動することは多いが、行動している最中はかなり理論的に動くタイプ。能力を「神が齎した、特定の人間にのみ適応、操作を可能とする物理法則」と表現する学者のような部分がある。
人の名前を全く覚えようとせず、蔑称とも思えるあだ名ばかりをつけている(
エルネスティーネに「ぺったんマグロ」、ファラエナに「ロリホタル」など)
友人になろうとした人間に対し、「不可能」と言い切るような冷たい人間でもある。
また、自身の力を「超能力」「異能」と表現し、不良たちを屑呼ばわりするなど、かなりプライドが高い。
能力
能力の詳細は不明。今までには──
- 魔力的性質が全く無い、空気の塊を手の前に生成。発射、もしくは炸裂。
- 宙に浮く、立つ。
- 空気の塊に薄い膜を張り、塊を掴む。
- 空中で逆さまの状態で浮く。髪の毛は逆立っていなかった。
といった事をしていた。
他にも──
- 路地裏の壁をすり抜ける。
- 黒くて大きい、風に靡かない斬れる羽根を袖から出す。使い方はナイフのよう。
- 爆弾娘の正体に、音ではなく血の代わりに流れているオイルを察知して看破。
- 目を瞑った状態で、人込みの中から特定の人間を見つける。
- 怪我をしてから少し経つと、血が流れでなくなった。
これらも恐らくは能力なのだろうが、やはり詳細不明。
戦術
基本的に空気の塊を生成し、戦闘を行う。近~遠距離に対応可能なため、相手によって距離を変えている。
序盤は少し手を抜いた状態で、相手の強さを測るように行動。ある程度予測がついてから、本気を出すようだ。
経歴
細かい経歴は語られていない。が、銃に対する反応、とある暗殺者のファミリーネームへの反応から、裏世界の人間であることは確定。何かしらの仕事を持っているようだ。尋問も行え、その際は独特の威圧感を醸し出していた。
誰にも名前を名乗らず、名乗る際も「オルトレイター/alterater」という凡そ名前とは思えないものを使う。
また、ジョンという名前にも反応を見せたが──?
最終更新:2010年06月06日 02:42