『人生で最も苦痛なことは、夢から覚めて行くべき道のないことです。』 ―― 魯迅
Ⅰ.容姿
【ミディアム・バイオレットに黒のラインが縦に奔るシャツ、上から茶のファーコートを羽織った男だ】
【腰まで伸びた黒髪は後頭部で纏め上げられており、其の結び目には〝菊花の簪〟が差されていて】
【光沢を持つ灰色のスラックス――左腰には黒鞘の刀、右腰にはフリントロック式の銃を差している】
Ⅱ.人物
こうたか くうと。自称、28歳。
旅人という名の無職だが、喰うに不自由しないだけの金は稼いでいる様子。
基本的には飄々としており、無責任な発言と奔放な行動が散見される。
然し『締める時は締める』タイプの人間で、その際には思ったよりも頼れるのかも知れない。
刀の腕はそれなりに有るらしく
ゼーロには基本面ながらも剣の扱い方を教えた。
戦闘でも刀を使用するが、専ら能力に頼る面が大きい。
『神鷹 空人』は本名では無く、姓は自分で考え、名は
ツァーリから騙し取った(?)物。
Ⅲ.能力
詳しくは不明であるが、発動に際して神鷹の両目が〝紅く光る〟
直後に『常人離れした速度で走る』、『ビル数階分を跳躍する』等の行動が見られた。
Ⅳ.持ち物
刀屋の隅っこに転がっていた、とてもリーズナブルな日本刀。
店主が『名刀だ』と主張するのを口先三寸で丸め込んで、そこそこの代金で購入した。
鞘から刀身まで真っ黒けなのは、墨か何かをぶちまけた証拠隠滅では無いかと神鷹は考えている。
名前が立派なのは店主の主張を一部受け入れた為。
名刀が如何かは不明だが作りは悪くなく、魔力補強もあって意外と頑丈である。
一定以上の高速で振り抜く事によって『斬撃を飛ばす』事が可能。
ギムレットから〝戦騎刀〟と交換で手に入れた魔銃。
装弾数六発。中口径。鉛球のみでの発砲が可能である為、財布に優しい。
使用者の『覚悟』によってその威力が左右されるらしいが、持ち主は確固たる覚悟を持ってそうにも無いのであった。
フォルムはフリントロック式の其れだが、内部構造はリボルバー式に近い。
如何考えても成立しない構造なのだが……恐らくは、魔術による物だろう。
その為かどうかは不明であるが、リロードに三分掛かる為、戦闘中のリロードは困難である。
如何でもいい設定なので隠しておくが、神鷹がこの様な名前を付けたのは、銃身に『1772』が刻印されていた為。
誰かが飛ばされでもした時に持ち込んだ物を、新世界の誰かが改造したのだろう。
顕れし渇望は「我を縛る摂理への反抗」
アシュエマの魂の断片が宿った、藍色の腕輪。
念じれば、着用者の跳躍力が強化され、さらに『空中での跳躍』が可能になる。
体力さえ続けば無限に跳躍し続けられるが、あまり高くまで跳びすぎると、いきなり効果が消滅するので注意。
効果が消えた場合、一定時間が経過すれば再度使用することが出来る。
(イベント運営スレ3,>>970より改変引用)
Ⅴ.近況
大会参加して、少女に銃身の裏拳入れました。
Ⅵ.〝簪〟
過去の群像か、未来への憧憬か、現在への逃避か。
確かなのは、彼は此れを『手放せない』。
手放せば其れは契約の終了であり、彼の「死」である。
最終更新:2011年08月12日 13:18