「私は、シズクと触れ合っている瞬間が一番好きだ――――
なんて言うか……その、落ち着く。」
―――――――――――――――――――――Its brilliant metallic surface shows rainbowlike colors in the moonshine.
水銀 珠音(みずがね みお)は
亙鳥 響と
月詠 鈴鳴の娘である。
月の煌のような白銀の髪と左右で赤紫と蒼の瞳を持ったヘテロクロミア。
現在、大会の司会者を勤めている。
プロフィール |
名前 |
水銀 珠音 |
能力 |
ArsMagna |
Quintessence |
国籍 |
不明 |
現住所 |
水の国/森の中の湖のほとりの家 |
生年月日 |
不明(七夕と言うことにしてる) |
年齢 |
不明(15歳くらいに見える) |
身長 |
155cm |
体重 |
42kg |
スリーサイズ |
82(C)/57/81 |
血液型 |
不明 |
所属 |
フリーランス |
趣味 |
ヴァイオリン演奏 |
フィールドワーク |
得意科目 |
錬金術 |
魔術 |
音楽 |
苦手科目 |
なし |
戦闘スタイル |
Rvbedo |
肩書き |
錬金術師 |
職業 |
ヴァイオリニスト |
キャラクター
キャラクター設定
現在、大会等のの司会者を務める白銀髪の少女。
年齢から見れば割と落ち着いており、誰とでもある程度以上仲良くなれる。
この世界に来た理由は詳しくは明らかになっていない。
だが、この世界に来たきっかけは珠音自身の強い想いであったのは確かなようだ
その当時は「常陸 珠音/汞 澪音」と言う名乗りであったが、
シズクと出会い、結婚した事で「水銀 珠音」を名乗るようになる。
ただし、仕事の時は「水銀 澪音」と名乗るようだ
非常に真面目で、年齢に合わないまでの落ち着きと冷静さを持つ
それが災いして深く考え過ぎてしまったり、浮き沈みが激しかったりドジをする事もあるのだが
彼女の立派な才能、或いはポテンシャルの一つとして機能している。
誰かとの出会いを大切にする傾向にあり、その中で得た大切な人は特に大事にする。
誰に対しても優しく接し、手を出されない限りはこちらも手を出さない、所謂あまり敵を作らないタイプ
とは言え、大切な人を傷付ける相手に対してだけは容赦せず、自ら手を穢し、屠す事も厭わない。
それらの反面で母親譲りか「興味がない」「自分には関係がない」事に対しては非情で冷淡な面がある。
そして、真面目である事が原因か浮き沈みが激しく、一度折れると立ち直るのに時間が掛かる人間でもある。
過去、あの世界で行われていた人為的に能力者を作る研究によって生まれた後天的な能力者の被検体の血を引いている。
本来なら生存率が著しく低く、短命の傾向にあるが、闇に対する極めて耐性を持つ特異体質であるため、その影響は見られない。
現在は光と闇を受け入れる形で非常に安定したバランスを保っている。
Your eyes haven't yet adjusted to the darkness.
彼女の嫁であり、珠音さんはシズク様の嫁……つまりは嫁同士の関係である。
シズク様を見ているだけで元気が出てくるし、シズク様のためならどんな逆境でも乗り越えられる
彼女の第一は常にシズク様、シズク様のために今は料理の勉強中だし
シズク様を守るチカラを得るために戦闘訓練も欠かさない。
シズク様と抱き合ってる間は彼女が一番好きな瞬間であり、抱き合っているとなんだか落ち着く。
手を繋いで一緒に歩いている時は本当にドキドキするし、もう言葉では言い表せない。
それくらいに、珠音さんはシズク様が大好きである。
ついでに珠音さんは、「世界が崩れて亡くなっても、シズクを守れればそれでいい……」と思っている。
世界の全てとシズク様を天秤に掛けても、彼女はシズク様を優先する。
容姿
【月の煌にも似た美しい白銀髪に赤紫と蒼の瞳の少女】
【その左手薬指には銀色の台座に《氷》のはめ込まれた指輪が確認出来るだろう】
【服装は、白いブラウスと赤いチェックのプリーツスカートに、黒いニーソックス】
【胸元に、《深淵の宝玉》のペンダントを下げている】
【そして、右腕には白い《宝玉》のブレスレットが在るようだ】
【また、青色メタリックなハーフリムの眼鏡を掛けている】
服装に関しては気分によって変わるため、上記の通りである保障はない。
特に二行目と三行目以降はその時のシチュエーションによって毎回変わるためアテにならない。
とは言え、身体的特徴から彼女を特定する事は恐らく容易である。
現在の目的と目標
現在の目的や目標 |
全ての出会いを意味のあるものにする |
世界各地の探索 |
精霊の研究 |
シズクの世界征服の手伝い |
リロード、サバトとの演奏会 |
《エリクシール》の完成 |
シズクと幸せになる |
大切な人を守れるだけの力を得る事 |
魔術の習得 |
戦闘に於いて
概要(設定)
幼少期から鈴鳴からの厳しい戦闘訓練を受け続け、拳を主体に戦う兄や、様々な武器を使いこなす父に憧れて現在の装備となった。
この世界に来た直後はまだまだ未完成の戦闘スタイルであったが、経験を詰むごとに確実に腕を磨いている。
特に戦闘スタイルの完成のために
シズクに支えられた辺りからの伸びは凄まじい。
あらゆる間合いでの差し込みと切り返しを得意とし、基本的に隙が生じ難い。
少なくとも彼女は自身の実力に自信を持っており、事実、それなり以上に高い実力は持っている様子。
特に精神面での強さは年齢を考えれば異常とも言えるほどで、咄嗟の判断と、判断から行動に移すまでが非常に早い。
潜在的に秘めた可能性は未知数で無限大、現在の強さ以上に、今後の成長にも期待できる能力者である。
実際に動かす際の性能は後述するが、ほぼ設定通りの強さとスペックを誇っている
戦闘中の性能
彼女の強さを解説する前提として、2つの能力の簡単な説明を行う。
一つ目が一雫の血液と引き換えに自分の任意箇所・形状・タイミングに金属等を生成し、
その応用として質量を僅かな間増加させる事で純粋に攻防を補う《Quintessence》
もう一つが、魔力を糧に電磁力を非常に精密なレベルで操る応用性の高い能力《ArsMagna》
応用の詳細は
解説ページにて行うが、代表的な例を挙げると
瞬間的な反発に依存する攻撃の相殺や、単純に移動手段として扱われる。
この能力はどちらも非常に優秀で、《Quintessence》は物理的な攻撃と防御の手段を成し
《ArsMagna》は効果の付与、生成物の操作、ダメージの軽減、移動制動など
電磁力による攻撃手段の他、主に補助として機能する。
本題である彼女の強さについて触れるが
攻撃力・防御力・機動力全てに優れ、明確な弱点らしい弱点が見当たらない。
2つの能力の特性上、間合いを選ばない戦闘が可能で、どの間合いでも一定以上の戦闘能力を誇る。
《Quintessence》が一雫の血液を、《ArsMagna》が魔力を消費する性質上
体力を消費するほどにダメージの軽減として役割を果たす《ArsMagna》の使用率が上がる。
これは、平たく言えば彼女が傷付く程に受けるダメージの軽減率とその頻度が上昇する傾向にあると言う事である。
これらを総合すると、露骨なまでに高標準的なステータスを持つハイスタンダードキャラと言えよう
とは言え、その時の武装によって戦法・戦略共大きく変化するため、上記の事が必ず正しいとは限らない。
武装
彼女の主武装とその機能について此処で簡単に触れる。
どの武器も非常に優秀ながらも万能ではなく、それぞれが穴を補い合っている。
パイルバンカー
ナックルガードと小型の盾が一体になった形状の戦杭。
ほぼ彼女の任意で杭が真っ直ぐに衝撃波を伴い、超高速にて突き出す。
拳の先に杭の突端が向けられる仕組みになっており、彼女の左拳での打撃は戦杭による打突への布石に過ぎない。
逆に言えば、左拳を防御した場合も、戦杭に対する警戒を怠ってはならない。
とは言え、珠音はむしろその派生の存在をチラつかせる形で拳をガンガン押し込むように使う事もあるのだが……
その他、銃弾等に対する咄嗟の防御に非常に役に立つ。
AZωth剣
血を吸って殺傷性と鋭さを増す赤い刄を持つ禍々しい剱。
折れても再生し、戦闘中の消費を軽減、非戦闘時に所有者に生命力と魔力を僅かずつ与える。
など、どの面で見ても非常に優秀な武器。
殺傷性が非常に高く、リーチもそこそこ、振りも早く隙も生じ難い、とにかく攻めに特化した武器である。
レールガン
黒い銃身を持った超大型の銃
電磁加速投射砲として、実弾を投射する射程・威力・速度に優れた武器である。
その反面で、魔銃としても機能し、レーザーや電磁力を球状にして射出などが可能。
この二つの切り替えは、完全に彼女の任意思考・反射によって射出時に行われる。
彼女の持つ武器の中では、問答無用で最強の武器だが、如何せん近接戦では安定しない。
知名度
大会の司会者や、イベントの進行役をする事があるため、知名度はとても高い。
彼女の透き通るような声は定評があり、声を聞くことで本人だと思い出す者も過去には居た。
時々ではあるがアイドル的な扱いをされる事もあり、本人はその事に少々困惑している様子。
とは言え、イヤではないようでその事を指摘されると困惑しつつも喜んでくれる。
所有物
深淵の宝玉
闇属性で、暗黒色の宝玉。
現在効果は不明だが、珠音曰く「存在を隠す」のだとか
彼女がこの世界にやって来るために使用した、との発言から、恐らくはその類のチカラである。
この宝玉のチカラを使って持ち物の出し入れを行うため、コレだけは肌身離さず身に着けている。
基本的にはペンダントやブレスレットとしての形で携帯し、入浴時ですらも外す事はなかった。
想いの欠片
ナナシから託された《宝玉》。
誰かを護りたい、生きたいという想いが宝玉に力を与える。
人の想いを形に、力に変える宝玉。
持ち物
名称 |
説明 |
ヴァイオリン |
鈴鳴から受け継いだ大切なもの |
レールガン |
同じく鈴鳴から受け継いだ大切なもの、黒い銃身を持つ銃。 |
氷の指輪 |
台座に魔力の尽きぬ限りは解けることのない氷の嵌め込まれたシズクから貰ったとても大切な指輪。 |
AZωth剱 |
これも鈴鳴から受け継いだもの、禍々しい剱。 なお、剣の名前は「セブンス・コード」 |
双月輪 |
輪状の刃を持つ二つの投擲武器。 |
パイルバンカー |
ナックルガードと盾の役割を果たす戦杭。 |
眼鏡 |
青色メタリックなハーフリムの眼鏡、微妙にではあるが、度も入っている。 |
スク水 |
水浴びの必需品! |
純白のビキニ |
第一回ミスコン司会の際に着ていたビキニ |
サンタ帽 |
子供たちの憧れ、サンタさんの被る帽子 |
桜の花輪 |
ルーチカから貰った枯れる事のない桜の輪 |
黒い服 |
明星の騎士的な某作品某キャラクターのコスプレ用の衣装 |
大鎌 |
珠音さんの身の丈ほどもある大きな鎌、普段は刃がないため、攻撃時に珠音の能力で刃を付ける |
空色の傘 |
雨が降った時の必需品! |
銀の串 |
純銀製の串、武器にもバーベキューにも |
鉄板 |
文字通りの鉄板、防具にもバーベキューにも |
愛用マイク(赤) |
大会などの司会の時に必ず使う愛用のマイク |
コーラ |
珠音さんの大好きな飲み物、京に沢山貰ったから今は沢山ある。 |
水 |
氷の国で汲まれた美味しい水 |
たこ焼き |
出来立て熱々のたこ焼き。 |
薬草 |
文字通りの薬草、体力回復のアイテム |
光属性の魔石 |
魔力を込めるとその質に応じた色に輝く魔石 |
お泊りセット |
誰かの家に遊びに行く時には必須。 世界各地を旅する趣味のある彼女にとってなくてはならないもの。 |
書類 |
妖精の生態系の研究レポート。 錬金術の研究レポートなどなど |
鸞のメモ |
鸞の連絡先の書かれたメモ |
サバトのメモ |
サバトの連絡先の書かれた紙 |
花屋のチラシ |
ハルから貰ったチラシ、チラシを見るたびにグラジオラスと母親の事をを思い出すとか |
ノビタの名刺 |
信太から貰った名刺、私立探偵だそうだ |
翁の白髭 |
桜の枝のようなもので、枯れることなく、花も咲き続ける。 |
人形焼 |
大会司会者の人形焼、おいしい。 |
「終ノ住処」 |
ジンジャーから借りた怖い小説 |
まっさらなカード |
ジンジャーの研究所に出入りするためのカード、招待客用 |
花の冠 |
ファラエナから貰った白い花の冠 |
近況
- 大会会場で護と出会う。
自分とシズクの事を心配していた護に、一先ず「ただいま」を告げる。
そして少し会話をして、二人は別れるのだった -- 2010-07-06 00:54:32
- 水の国のコンサート会場でシズクと再会する。
シズクに自分のすべてを知って貰いたいと云う思いを打ち明け
自分の中に、美しいものと醜いものの両方を併せ持つ事も、同時に話した
そしてこれからはお互いを頼り合って往けるようにと、手を繋いで二人家へと歩むのだった。 -- 2010-07-02 19:29:05
- 水の国の岩山の山頂でライク&レイアムと出会う。
レイアムに席を外してもらい、ライクと二人で話をする。
シズクの事と、そして、自分の眼の歴史を聞くと珠音は
これからの為に、早速行動を開始するのだった -- 2010-07-01 00:51:59
- 〝危険指定区域〟にて黒羽と出会い、会話をする。
縁があればまた出会おうと言う彼に対して、
珠音は「その時も自分が自分であれば」と返すのだった
――――珠音が立ち直るには、まだ多くの出会いと時間が必要そうだ -- 2010-06-26 22:23:48
- 公園にて「蛍川 翠」と出会う。
珠音は心の闇を抑えながら、彼女に自分の境遇を少しだけ話す。
彼女の意見は自分と同じもので、普段なら受け入れられるものだった
しかし、現実を受け入れるには少し時間が欲しいと言って珠音はその場を後にするのだった。
今まで全てを受け入れて、背負い込んできた彼女であったが、何もかもを背負えるほど自分は強くない。
そう、最後に付け加えて――― -- 2010-06-25 15:52:51
- 自宅にて部屋に籠もるシズクと会話をする。
シズクが部屋に籠もっていた理由が、鈴鳴にあった事をしり、珠音は戸惑う。
どうすればいいかわからない暗闇の中、珠音はシズクを第一に優先する判断を下す。
それは珠音にとってみれば鈴鳴を犠牲にする。
一種の別離を伴う決意であった。
シズクの部屋を去る時、珠音は孤独の冷たさを感じて…… -- 2010-06-20 02:18:54
- 自宅の前で傷だらけの状態のナナシと出会う。
この世界が好きだというナナシから、この世界を守って貰えないかと頼まれる
珠音はそれを引き受け、ナナシから《想い》と《宝玉》を受け取って………
――――彼の物語の《終演/終焉》を感じ取るのだった。 -- 2010-06-14 00:58:34
- 自宅にて、護と珈琲を飲みながら会話をする。
無能力者であり、誰かを護りたいと心から願う護へと
仕事の説明と、これからどうするべきか簡単なアドバイスをする。 -- 2010-06-07 23:56:23
- 喫茶店で書類整理をしていた所、喫茶店の外からシズクの声が聞こえ、
珠音はすぐさま同じ喫茶店内の隣の席に座っていた護と言う少年と共に駆けつける。
そこに居たのはシズクと、黒いレインコートの自らを「亡霊」と名乗る男
「亡霊」は特に何もせずに去っていき、シズクが無事である事を確認する。
先の護と言う少年とシズクが知り合いで、つい昨日にお金を貸した間である事をしる。
泊まるアテがなく、仕事もないと言う彼に対して、書類整理の仕事を頼み
そしてしっかりと収入が得られるまでの間、自分たちの家に泊める事を提案する。
そして、シズクからは水着を着せて欲しいと言うお願いを聞いたのだった。
そこで珠音は仕事のため、シズクに彼の案内を頼むと2人と別れ、大会会場へと歩いて行った -- 2010-06-06 18:47:44
- 公園にて、アートマンの実験と考察をする工藤 丈二に出会う。
成り行きで彼とほぼ真っ向勝負の模擬戦闘を行い、
珠音が真っ向から全霊の左拳を放った刹那、丈二のアートマンの能力が発現する。
『ゴッドハンド』の能力は、丈二自身の感覚と動作を超加速するものだった
実験が成果を出した事に満足した珠音は、丈二と別れ、どこか嬉しそうにその場を去るのだった -- 2010-06-03 01:39:22
関連項目
最終更新:2010年07月03日 00:39