一真実証明(3)
如来の秘密神通の力により、
一般大衆は、仏の初説、中説、高説のある事を知らず
初説は、釈尊久遠の時、日本国出世を以って、初印とし
中説は、釈尊印度月氏国に出世の時を以って、中印とし
高説は、日本国に於いて今、妙法華経地上に出現し是を以って、高説の時期に入りました
初説 | 久遠の時 | 日本国 | |||
中説 | 釈尊出世 | 印度月氏国 | |||
高説 | 平等大慧教菩薩法 仏所護念真実証明 の妙法華経出現後 |
日本国 |
『初説、中説』は、何れも之方便にして、世尊の法は久しくして後、真実を説き給うと
妙法蓮華経譬喩品第三に
『舎利弗、彼の長者の初め三車を以て諸子を誘引し、然して後に但大車の宝物荘厳し安穏第一なることを与うるに、然も彼の長者虚妄の咎なきが如く、如来も亦復是の如し。虚妄あることなし。』
『初め三乗を説いて衆生を引導し、然して後に但大乗を以て之を度脱す。』等
高説 | 妙法華経 | 妙車 (大白牛車)大乗 | 真実 | ||||
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中説 | 権経 | (羊車)声聞乗 (鹿車)辟支仏乗 (牛車)仏乗 |
方便 |
声聞乗、辟支仏乗、仏乗も之れ仏の方便譬喩であり、
羊車は「キリスト」西洋を現わし
鹿車は「レニン」共産北洋を現わし、
牛車は「薬師」東洋を現わしたもので
いずれも、仏の中説の内です
唯、大白牛車、妙車の妙法華経を以って真実大乗とし、又是が高説です
此の妙法華経を以って、一般大衆が救われる事が出来るのです
妙法華経は大衆の為に説かれた教なるが故に、大衆は誰でも今すぐ入る事が出来、救われるのです