一真実証明(4)
妙法蓮華経陀羅尼品第二十六に
『一四句偈を受持し、読誦し解義し説の如くに修行せん、功徳甚だ多し。』
一四句偈を受持し、読誦し解義し説の如くに修行すれば、功徳甚だ多しともあるが、
現今までに、一四句偈が何であるか知る事も出来ず、修行するに修業の術がなかったが、
今、妙法華経の妙義によって之を明らかにすれば、次のようになります
○ | 妙 | |||
○ | 法 | |||
四 | 蓮 | ○ | 一 | |
○ | 華 | |||
○ | 経 |
このように、「蓮」を「一」とし、「妙法華経」をもって「四」とする
此を受持し読誦し解義し説の如く修行する者は、功徳甚だ多し、故に功徳を頂礼する者は、
先ず第一に妙法華経を受持し、読誦し解義し説の如くに修行しなければなりません